
劇場版『チェンソーマン レゼ篇』聖地巡礼
2025年9月公開の『劇場版チェンソーマン レゼ篇』聖地巡礼ガイド。デンジとレゼが出会う電話ボックス、女坂、カフェ「二道」のモデルとされるトロワバグヴェールなど、神田・御茶ノ水周辺のスポットを紹介。東京都内のジャンプショップ情報もあわせてお届けします。

Kanda
神田周辺の楽しみ方
神田は千代田区の北東部にあり、ビルの隙間に江戸の町割りが残る街です。鍛冶町、紺屋町といった町名は、職人が集まり住んだ江戸の暮らしの記憶を今に伝えています。江戸総鎮守の神田明神、神田駿河台のニコライ堂、神田川を挟んだ対岸の湯島聖堂と、性格の異なる三つの宗教建築が徒歩圏内に並ぶエリア。御茶ノ水の楽器街、靖国通りのスポーツ店街、400店を超えるカレー店も、江戸の業種別町割りの延長線上にあります。神田祭の年には、神輿の隊列がオフィスビルの谷間を抜けていきます。
神田を舞台にした作品と、その聖地巡礼スポット。

2025年9月公開の『劇場版チェンソーマン レゼ篇』聖地巡礼ガイド。デンジとレゼが出会う電話ボックス、女坂、カフェ「二道」のモデルとされるトロワバグヴェールなど、神田・御茶ノ水周辺のスポットを紹介。東京都内のジャンプショップ情報もあわせてお届けします。
JR神田駅は山手線・京浜東北線・中央線が停まり、東京メトロ銀座線も乗り入れています。神田の主要スポットは複数の駅にまたがるため、目的地に応じて使い分けるのが便利。
神田明神は御茶ノ水駅または末広町駅から徒歩約5分。ニコライ堂は御茶ノ水駅を出てすぐ、緑青色のドームが目印になります。神田川の対岸にある湯島聖堂へは、御茶ノ水駅から聖橋を渡って徒歩2分。御茶ノ水駅を起点にすれば、明大通りの楽器店街にもそのまま歩いて行けます。スポーツ店街は靖国通り沿いにあり、小川町駅や神保町駅からのアクセスが近道。各エリアは徒歩圏なので、丸ノ内線・千代田線・銀座線を組み合わせれば一日で巡れる距離感です。
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神田明神は天平2年(730年)の創建と伝わります。当初は武蔵国豊島郡芝崎村(現在の大手町・将門塚周辺)に祀られ、徳川家康による江戸幕府の成立後、1616年に江戸城の表鬼門にあたる現在の外神田へ遷座しました。江戸時代を通じて江戸総鎮守として、幕府にも庶民にも崇敬を集めてきた神社です。縁結びの大己貴命(おおなむちのみこと)、商売繁盛の少彦名命(すくなひこなのみこと)、厄除けの平将門命を三柱の祭神として祀っています。

神田祭は奇数年の5月に行われる例大祭で、京都の祇園祭、大阪の天神祭と並ぶ日本三大祭の一つ。本祭の年には神輿と山車の隊列がビルの谷間を抜け、オフィス街を渡っていきます。秋葉原電気街の総鎮守でもあるため、社務所ではIT情報安全守護のお守りも授与され、データやアカウントの守護を願って買い求めるエンジニアの姿も見かけます。
近年はアニメ『ラブライブ!』(2013年・2014年放映)の舞台としても親しまれています。作中で東條希というキャラクターが巫女のアルバイトをする設定があり、神田明神の境内が背景として描かれました。アニメに登場した男坂の石段やお守り授与所を訪ねるファンが、今も国内外から足を運んでいます。
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神田駿河台にそびえるニコライ堂は、1891年に竣工した東京復活大聖堂の通称です。ロシアの建築家ミハイル・シチュールポフが原設計を行い、お雇い外国人として来日していた英国人建築家ジョサイア・コンドルが実施設計を担当しました。日本初の本格的なビザンティン様式の教会建築で、煉瓦造の建物は上から見るとギリシャ十字の形をしており、その中央に緑青色に輝く八角形のドームが載っています。ドームの高さは35メートル。御茶ノ水の坂を上ると、ビル群の隙間からこのドームが姿を現します。
1923年の関東大震災で大きな被害を受け、その後は岡田信一郎の手で復興されました。1962年に国の重要文化財に指定。今も日本ハリストス正教会教団の中心聖堂として礼拝が続けられており、定められた時間内であれば内部を見学できます。

神田川を挟んだ対岸、文京区湯島にある儒教の聖堂です。御茶ノ水駅から聖橋を渡って徒歩2分という距離もあり、神田の散策コースに組み込みやすい場所。1690年(元禄3年)、5代将軍徳川綱吉が、林羅山ゆかりの忍岡聖堂を湯島の地に移して大成殿を造営したのが始まりです。1797年には幕府直轄の昌平坂学問所となり、近代日本の学校教育の発祥の地と位置づけられています。
聖橋の名は、神田駿河台のニコライ堂と湯島聖堂、二つの聖堂を結ぶ橋という由来からつけられました。境内に立つのは、1975年に台湾から寄贈された世界最大の孔子像。高さは4.57メートルにおよびます。試験の時期になると、合格を祈願する受験生の姿も増えてきます。

楽器店が立ち並ぶ通り
御茶ノ水駅お茶の水橋口を出ると、明大通り沿いに楽器店のショーウィンドウが並びます。石橋楽器、下倉楽器、クロサワ楽器など約50店舗が集まる、ギター愛好家の聖地。週末ともなると、試奏のためにギターケースを背負った学生や社会人が店内を埋めます。

スポーツ店の立ち並ぶ通りの交差点
靖国通り沿い、駿河台下から小川町交差点にかけてはスポーツ用品の専門店が密集する街区です。ビクトリア、ミズノ、石井スポーツといった大手も店を構え、特にスキーやスノーボード用品の品揃えが充実しています。シーズン直前の週末には、上越や信州のスキー場へ向かう前にここで装備を新調する人で店内が混み合うのも、神田の冬の風景。江戸の時代から同業者が一つの町にまとまる町割りがあり、楽器街もスポーツ店街も、その流れを現代の専門店街として受け継いでいます。
神田エリアには400店を超えるカレー店が集まり、国内最大級のカレー集積地となっています。隣接する出版の街・神保町に出版社や編集者が多く、昼食を素早く済ませたい労働者の需要に応えてきたことが背景の一つ。

神田神保町『共栄堂』のカレー
共栄堂は1923年(大正13年)創業の老舗で、探検家・伊藤友治郎がスマトラ島から持ち帰ったレシピをもとにしたスマトラカレーを今も提供し続けています。深い色合いのルーから立ちのぼる香辛料の香りに、開店前から行列ができる店です。
神田カレーグランプリは2011年に始まった食の祭典で、毎年秋に小川広場などで決定戦が開かれます。2024年には第12回を数え、参加店が一杯のカレーで競う恒例イベントに成長しました。歴史ある老舗から新しい専門店までが徒歩圏内に並ぶ街並みは、食べ歩きにも食べ比べにも向いています。
神田エリアの中には人気漫画を原作としたアニメ『チェンソーマン』の劇場版、レゼ篇にて登場した場所が存在しています。
レゼが登った階段や通り、二道のような雰囲気を纏ったカフェ。劇中で描かれた背景とそっくりの光景が広がっており、ファンの間で聖地として有名になりました。
当サイトで取り上げた聖地巡礼記事は以下で確認できます。
神田に関するストーリーと情報
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