
浪速区
Naniwa
浪速区周辺の楽しみ方
浪速区は面積わずか4.39平方キロメートルで、大阪市24区のなかで最も小さな区です。新世界の串カツとレトロな景観・日本橋の電気街とアニメショップ・今宮戎神社の商売繁盛祈願といった人気スポットが徒歩圏内にまとまっています。区の西側の玄関口はJR難波駅と地下鉄なんば駅で、通天閣のある新世界までは約1キロ。1日あれば主な見どころを歩いて回れるコンパクトな区です。
浪速区の見どころ
アクセス
浪速区への玄関口はJR難波駅と南海なんば駅です。関西国際空港からは南海電鉄でなんば駅まで特急ラピートで約34分、空港急行で約44分。伊丹空港からはリムジンバスがJR難波駅直結のOCATまで直行し、所要時間は約25〜30分。新大阪駅からは大阪メトロ御堂筋線でなんば駅まで約13分です。
区内の移動は地下鉄と徒歩が中心です。大阪メトロは御堂筋線・四つ橋線・千日前線・堺筋線の4路線が通り、なんば・大国町・恵美須町・芦原橋といった駅から各エリアに出られます。通天閣に近い恵美須町駅から日本橋駅まで徒歩約10分、日本橋からなんばまでは地下鉄で1駅。観光地どうしの距離が近く、地上を歩いて街並みを楽しむ移動が向いています。
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浪速区について
浪速区を歩く面白さは、主要な見どころが徒歩圏内に収まっていることです。通天閣を中心とした新世界・アニメと電気街の日本橋・商売繁盛で名高い今宮戎神社・巨大な獅子の口が舞台になった難波八阪神社。地下鉄一駅ぶん、もしくは徒歩10〜20分の距離に並んでおり、半日もあれば主要なスポットを歩いて回れます。
通天閣と新世界:大阪のシンボルとレトロな繁華街

新世界とそびえ立つ通天閣
通天閣は浪速区の南東、新世界の中心に建つ展望塔です。1912年に初代が建てられ、1943年の火災と戦時下の金属供出で解体されました。現在の塔は1956年に再建された2代目で、地上108メートルの高さがあります。展望台からは大阪平野を見渡せ、足元には放射状に広がる新世界の街並みが見えます。
新世界は1912年、パリの街区とニューヨークのコニーアイランドをモデルにつくられた繁華街です。当時は通天閣と遊園地ルナパークを中心に大阪一の盛り場として賑わいました。現在はジャンジャン横丁と呼ばれる路地に串カツ店・立ち飲み屋・将棋クラブが密集しており、昭和の盛り場の雰囲気を残す観光地として人気を集めています。
日本橋でんでんタウン:アニメと電気のまち

堺筋沿いの日本橋駅から恵美須町駅にかけて広がるのが、日本橋でんでんタウンです。古くは古道具と古本の街として知られ、戦後に家電や電子部品を扱う店が集まって電気街となりました。2000年代以降は東京の秋葉原と並ぶオタクカルチャーの拠点として知られています。
通り沿いにはアニメグッズ店・フィギュア専門店・中古ゲーム店・メイドカフェが集まり、家電量販店や模型店も現役で営業しています。毎年3月には日本橋ストリートフェスタが開催され、堺筋が歩行者天国となってコスプレイヤーや見物客で埋まります。
今宮戎神社:商売繁盛を祈る大阪のえびす祭り

今宮戎神社は商売繁盛の神様えびす様を祀る神社で、地元では「えべっさん」と呼ばれて長く親しまれてきました。創建は推古天皇の時代と伝えられ、聖徳太子が四天王寺を建てた際に西方の守護として祀ったとされます。
毎年1月9日から11日の3日間に開かれる十日戎は、大阪の正月明けを代表する祭りです。期間中は約100万人が参拝に訪れ、福娘から「福笹」を授かる人で境内が埋まります。「商売繁盛で笹もってこい」の掛け声が境内に響き、商人の街・大阪を象徴する年中行事のひとつになっています。
難波八阪神社:巨大な獅子殿で知られる古社

難波八阪神社は浪速区の北西、なんばから西へ徒歩約7分の場所にあります。境内に入ると、高さ約12メートルの巨大な獅子殿が正面に構えています。獅子の頭を象った舞台のなかに絵馬殿が設けられた珍しい造りで、1974年に再建されたものです。SNSで広まったことをきっかけに、外国人観光客に人気の撮影スポットになっています。
獅子には邪気を呑み込み、勝運や福を招く意味が込められています。本殿には素盞嗚尊と仁徳天皇が祀られ、毎年1月の第3日曜に行われる「綱引神事」は2001年に大阪市初の無形民俗文化財に指定されました。神社の創建は古く、平安時代の文献にすでにその名が見える地元の古社です。
