浅草寺
Sensoji Temple
浅草寺について
浅草寺(せんそうじ)は、東京都台東区浅草にある聖観音宗の本山です。628年の創建と伝わり、都内最古の寺とされています。総門の雷門から仲見世と宝蔵門を抜けると、正面に本堂が建ちます。
東武スカイツリーライン・東京メトロ銀座線・都営浅草線・つくばエクスプレスの各浅草駅から、いずれも徒歩5分。寺専用の駐車場はありません。
始まりは隅田川で網にかかった観音像
628年3月18日、隅田川で漁をしていた檜前浜成・竹成兄弟の網に、1体の仏像がかかったと伝わります。土地の長だった土師中知はこれを聖観世音菩薩の像と知り、自宅を寺に改めて供養しました。これが浅草寺の始まりです。
645年には勝海上人が観音堂を建て、本尊を人目に触れさせない秘仏と定めました。本尊は今も厨子に納められ、住職も拝見しない決まりが守られています。
観音像にかかわった3人を祀るのが、本堂の隣に建つ浅草神社です。明治の神仏分離令まで両者は一体の関係にあり、5月の三社祭も江戸時代には観音祭と呼ばれていました。
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雷門から本堂までの見どころ
雷門

雷門の正式名称は風雷神門。門の左右に風神と雷神の像が立ち、中央には高さ3.9m、重さ約700kgの大提灯が下がっています。
現在の門は1960年、松下電器産業(現パナソニック)の社長だった松下幸之助の寄進で再建されました。幕末の火災で焼けてから95年ぶりの再建です。
仲見世

雷門から宝蔵門まで約250mの参道の両側に、朱塗りの店舗が並ぶ商店街です。店の数は東側52・西側35の計87店。
始まりは江戸時代。境内の掃除を引き受けた近隣の住民に、店を出す許可が与えられたのが起こりとされています。
宝蔵門

仲見世の先に建つ宝蔵門は、1964年に再建されました。2階には、国の重要文化財の元版一切経などの寺宝が納められています。
門には、山形県村山市の有志が奉納した大わらじが掛けられています。高さ4.5m、重さ500kgで、2,500kgの藁を使って作られたものです。
本堂

夜の本堂
本尊の聖観世音菩薩を祀る本堂は、観音堂とも呼ばれ、1958年に再建されました。天井には、川端龍子の『龍之図』と堂本印象の『天人之図』『散華之図』が描かれています。
五重塔

1973年に再建された五重塔は、地上からの高さが約53m。最上層には、スリランカのイスルムニヤ寺院から迎えた仏舎利(釈迦の遺骨)が納められています。
淡島堂と2月8日の針供養
境内の淡島堂は、元禄年間(1688〜1704年)に和歌山県加太の淡島明神を迎えて建てられた、女人守護のお堂です。
毎年2月8日の針供養会では、折れたり錆びたりした針を柔らかい豆腐やこんにゃくに刺し、針への感謝と裁縫の上達を祈ります。法要は午前11時からです。
凶が多いと言われるおみくじ

「浅草寺のおみくじでは凶がよく出る」という評判がありますが、大まかに言えば真実です。
というのも、これは古来から伝わる「観音百籤(かんのんひゃくせん)」と呼ばれる形式で、凶の比率がおよそ30%なのだとか。浅草寺のおみくじに特別「凶」が多く入っているというよりは、現代に至るまでに数多くの寺社で凶の比率が下がっていったのでしょう。
もし凶を引いた場合は、境内の決められた場所におみくじを結んで観音さまとの縁をつなぐよう、寺が勧めています。
季節の行事
主な年中行事と日程は次のとおりです。
- 節分会:節分の日
- 針供養会:2月8日(淡島堂)
- 四万六千日・ほおずき市:7月9・10日
- 羽子板市:12月17〜19日
- 除夜の鐘:12月31日(弁天山)
参拝案内
本堂の開堂時間は6時〜17時(10月〜3月は6時30分〜17時)。無料で参拝できます。
御朱印は本堂西側の影向堂で、8時〜16時30分に授与しています。
日没から23時ごろまでは、毎日ライトアップされます。
〒111-0032 東京都台東区浅草2丁目3−1
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境内・屋外などで決まった営業時間はありません。
本堂の開堂時間は6:00〜17:00(10月〜3月は6:30〜17:00)。
営業時間の最終確認: 2026年9月
最終更新日:
