神社

浅草神社

Asakusa Shrine

浅草神社
Get to Know

浅草神社について

東京都台東区浅草にある神社で、浅草の観光名所である「浅草寺」の左隣に位置しています。浅草で毎年5月に開催される三社祭は浅草神社の例大祭であり、多くの観光客が訪れます。

ご由緒

628年3月18日に、漁師の檜前浜成・竹成兄弟が漁に出るものの1匹も魚が取れず、神仏の人形が網にかかりました。兄弟は人形を海に戻し、場所を変えて漁を行いますが、魚ではなく人形がかかります。不思議に思った兄弟は人形を切株に安置しました。

地域の文化人だった土師真中知にこの出来事を話すと、釣り上げたのは聖観世音菩薩であり、ご利益を与えてくれる存在であることがわかります。兄弟が観音像を祀り、祈りをささげると翌日は大漁となりました。

ほどなくして、土師氏は僧侶となって自宅を寺院にします。観音像を奉安し、地域の人々を教え導くことに生涯を捧げました。将軍や武家、庶民に至るまで多くの信仰を集め、地域も大きく発展したと言います。

後に、土師氏の子孫が夢で聖観世音菩薩のお告げを受け、檜前浜成・竹成兄弟と土師真中知の三人を郷土神として祀る「三社権現社」が創建されます。

神仏分離令によって社名を改めましたが、現在でも「三社様」と呼ばれます。

社殿は国の重要文化財

幣殿と拝殿が渡り廊下でつながれている「権現造り」の様式です。江戸幕府の第三代将軍・徳川家光によって建てられました。関東大震災や戦争による被害を免れ、350年以上経った現在でも、当時の面影を残しています。

初夏の風物詩・三社祭

A crowded Japanese festival with people carrying ornate golden mikoshi shrines and lanterns.

三社祭/神輿は御神体や御霊代の乗り物。神輿を担いで町内を練り歩くことで、神様に地域を見ていただきます。

5月の第三週、金・土・日曜日に行われる例大祭で、勇壮且つ華やかな神輿を担いで街を練り歩きます。3日間で約180万人の人出があると言われ、下町浅草が1年で最も活気付きます。

1日目は舞踊などによって編成された「大行列」でスタートし、東京都の無形文化財に指定されている「神事びんざさら舞」の奉納も行われます。

2日目は「例大祭式典」が行われ、地域の神様を信仰し、神社を支える氏子が所有する神輿のお祓いを行います。

3日目は早朝から神輿が担ぎ出され、町中を練り歩きます。この時に神輿を荒々しく揺さぶりますが、これは神輿に乗っている神様の魂に活力を与えるための儀式のようなもの。これによって神様の力が強まり、ご利益を賜ることができると信じられています。神輿は氏子によって奉納された3基があり、氏子に加えて祭り好きな人々によって結成された同好会の人々も担ぎ手として参加します。神輿は日没後に神社の境内に戻り、祭礼が終了します。

三社祭に行く際の注意点

日本の祭りの中でも、特に威勢がよく雄々しい三社祭。下町文化を楽しみたい方にぴったりですが、いくつかの注意点もあります。

荷物や服装はコンパクトに

古き良き下町の雰囲気が残り、通常時でも多くの観光客でにぎわっている浅草。三社祭の期間は、道を歩くだけでも苦労するほど多くの人が集まります。大きな荷物はコインロッカーに入れる、宿泊先に預けるなどし、歩きやすい靴を履きましょう。

浅草には法被や扇子、うちわを売っているお店や着物レンタルのお店も多いので、法被や浴衣を着て、日本らしいお祭りを楽しむのもおすすめです。

暑さや人混みへの備えが必要

三社祭が開催されるのは5月の第三週。近年は5月の日中は21℃を超え、半袖でも快適な気温となっています。お祭りは人が密集することもあり、体感温度は夏と同等になることも。暑さに弱い・人混みで酔いやすい場合などは、飲み物と常備薬を持っておくと安心です。一方で、朝晩は冷え込むため、観光する時間に合わせて羽織物なども用意しましょう。

また、浅草は個人店が多く、人混みの中でトイレや休憩所を探すのはなかなか大変。スケジュールやルートと合わせて、事前にチェックしておくのがおすすめです。

安全対策をきちんとする

非常に混雑するため、貴重品の紛失や盗難に遭わないよう、防犯対策が必要です。

また、三社祭では背中や腕に龍、桜、虎などの大きな和彫(入れ墨)を入れた人物を見ることがあります。世界的にタトゥーはファッションとして楽しまれていますが、日本では伝統的な和彫は反社会的勢力との結びつきが強くあります。美しい職人技ですが、じろじろと見る、無断撮影をするなどの行為はトラブルにつながる可能性もあるため避けましょう。

絡まれたり怒鳴られたりしたときは、言い返さず静かにその場を離れるのが得策です。トラブルに巻き込まれた場合は、110番して警察に助けを求めてください。

とはいえ、地元の人々や観光客の多くが毎年安全に祭りを楽しんでおり、怖がりすぎる必要はありません。日本有数の活気ある祭りは、特別な体験になるはずです。

住所

〒111-0032 東京都台東区浅草2丁目3−1

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公式リンク

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