
富士河口湖町
Fujikawaguchiko
富士河口湖町周辺の楽しみ方
富士山の麓に広がる富士河口湖町には、富士山周辺に点在する5つの湖「富士五湖」のうち4つが集まっています。富士山の絶景を映す河口湖、噴火が生み出した溶岩洞窟が眠る青木ヶ原の森、千円札の図柄の元になった本栖湖。標高約860メートルの涼しい空気と富士山の近さは、東京から約2時間とは思えないほどの別世界で、国内外から多くの人が訪れています。
富士河口湖町の見どころ
アクセス
東京の新宿からは2つのルートが便利です。JR中央本線の特急「富士回遊」は河口湖駅まで直通1時間53分、片道4,200円。高速バスならバスタ新宿から約1時間45分、2,300円から2,600円で、1日40便が運行されています。町内では河口湖周遊バス、西湖周遊バス、鳴沢・精進湖・本栖湖周遊バスが15分から30分間隔で走っており、多言語の自動音声ガイドを搭載したバスもあるため、公共交通だけで主要スポットを回れます。
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富士河口湖町について
富士山の眰望、火山が生み出した洞窟、湖面に映る逆さ富士。この町には自然が作り出した見どころが凝縮されています。季節ごとに姿を変える風景を追いかけるだけでも、何度も足を運びたくなるでしょう。
河口湖

富士五湖の中で最も湖岸線が長い河口湖は、富士山世界遺産の構成資産にもなっている湖です。風のない早朝には湖面に富士山がそのまま映り込み、逆さ富士と呼ばれる光景が現れます。富士山パノラマロープウェイに乗れば約3分で標高1,075メートルの天上山山頂へ。眼下に河口湖、正面に富士山という広がりのある眰めが待っています。

6月下旬から7月中旬にかけて、北岸の大石公園ではラベンダーフェスティバルが開催され、紫色の花畑越しに富士山を望めます。秋は11月が見頃。北岸のもみじ街道では約100本の大樹が色づき、夜間ライトアップで昼とは異なる幻想的な紅葉も楽しめます。
富岳風穴と鳴沢氷穴

864年、貞観大噌火と呼ばれる富士山の大規模な噌火が起こりました。その溶岩流が冷え固まる過程で生まれたのが、青木ヶ原樹海の中にある富岳風穴と鳴沢氷穴です。いずれも国の天然記念物に指定されています。
富岳風穴は総延長201メートル。洞内の平均気温は3℃で、溶岩が冷却される途中で棚状に固まった地層が壁面に残っています。玄武岩には音を吸収する性質があり、洞内では声がほとんど反響しない静寂の空間。鳴沢氷穴は総延長153メートルで、最深部は地下21メートルまで下ります。4月にピークを迎える天然の氷柱、狭い通路、急な階段と、探検気分を味わえる場所です。
本栖湖と千円札の富士山

富士五湖で最も透明度が高い本栖湖には、意外な一面があります。写真家の岡田紅陽が1935年に撮影した「湖畔の春」という作品が、現在の千円札に描かれた富士山の図柄の元になりました。旧五千円札でも同じ構図が採用されています。
撮影地は本栖湖北西岸の中之倉峮。湖畔から山道を約30分歩いた先の展望地に立つと、紙幣で見慣れたあの構図が目の前に広がります。風のない日には湖面にも富士山が映り、紙幣の絵がそのまま現実になったような眰めに出会えます。
