富士宮市

富士宮市

Fujinomiya

富士宮市周辺の楽しみ方

富士山の南西麓に広がる富士宮市は、富士山信仰の中心地として千年以上の歴史を持つまちです。全国1,300余の浅間神社の総本宮である富士山本宮浅間大社が鎮座し、世界遺産の構成資産が市内に6件あります。富士山の湧水が生み出す白糸の滝や湧玉池など、水にまつわる見どころも豊富です。

一方で、富士宮やきそばのように市民の日常食が独自の文化として育ってきた土地でもあります。朝霧高原の酪農風景、田貫湖から望むダイヤモンド富士、富士宮口の登山道。信仰と自然と暮らしが一体となった風景が、富士宮の個性を形作っています。

行き先

富士宮市の見どころ

位置

富士宮市はどこ?

静岡県の東部、富士山の南西麓に位置します。面積は389.08平方キロメートル、人口は約12.9万人です。富士山本宮浅間大社の門前町として栄えた歴史があり、市域の北部は朝霧高原の広がる高原地帯になっています。

Local transport

アクセス

東京からは東海道新幹線こだまで三島駅まで約1時間、そこから東海道線と身延線を乗り継いで富士宮駅に到着します。車なら東名高速で富士ICまで約1時間20分、ICから市内までは15分ほどです。静岡方面からは東海道線で富士駅まで約35分、身延線で富士宮駅まで約20分。

富士宮駅からは路線バスで浅間大社、白糸の滝、朝霧高原などの主要スポットへ移動できます。市域が広いため、朝霧高原や田貫湖まで足を延ばす場合はバスの時刻を事前に確認しておくとよいでしょう。

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Get to Know

富士宮市について

富士山の信仰、湧水の恵み、そして郷土の味。富士宮市を歩くと、富士山という一つの山がどれだけ多くのものを周囲に与えてきたかが見えてきます。浅間大社の参道から朝霧高原の牧草地まで、標高差のある市域を巡る旅になります。

富士山本宮浅間大社と湧玉池

A large orange torii gate stands before snow-capped Mount Fuji and a Japanese flag under a clear blue sky.

富士山本宮浅間大社は全国1,300余の浅間神社の総本宮です。祀られているのは木花之佐久夜毘売命、富士山の女神とされる存在。大同元年(806年)に坂上田村麻呂がこの地に遷座して以来、千年以上にわたって富士山信仰の中心であり続けてきました。

本殿は二階建ての浅間造で、国の重要文化財に指定されています。檜皮葺の屋根に朱塗りの柱。華美ではないのに目を引く建築です。

境内にある湧玉池は、富士山の伏流水が湧き出す場所です。水温は年間を通じて約13℃で安定し、池底から絶え間なく水が湧く様子を間近に見られます。かつて富士登山者はこの池で身を清めてから山に向かいました。国の特別天然記念物であり、世界遺産の構成資産でもあります。

白糸の滝と富士山の湧水

A wide curtain waterfall cascades down a mossy cliff into a dark pool, alongside a taller single waterfall on the left, surrounded by green vegetation and rocks.

高さ約20メートル、幅約150メートル。白糸の滝は、何本もの細い水流が溶岩層の境目から一斉に湧き出す姿が特徴です。まるで白い絹糸を垂らしたように見えることがその名の由来。流れているのは川の水ではなく、富士山に染み込んだ雪解け水や雨水が地下を通って湧き出したものです。

国の名勝・天然記念物に指定され、世界遺産の構成資産にも含まれています。すぐ隣には音止めの滝があり、こちらは落差約25メートルの直瀑で迫力があります。二つの滝を続けて見ると、富士山の水の表情の違いに驚くかもしれません。

富士宮やきそばと食の楽しみ

A plate of yakisoba noodles topped with a fried egg, nori, and bonito flakes.

富士宮やきそばの麺は、蒸した後に冷却する独特の製法で水分が少なく、コシが強いのが特徴です。そこに肉かすとイワシの削り粉をかけて仕上げます。肉かすとは、ラードを搾り取ったあとの残りを揚げたもの。香ばしさと旨みが一皿に詰まっています。

B-1グランプリで第1回(2006年)と第2回(2007年)を連覇した実績がありますが、地元では昭和の頃から親しまれてきた日常食。市内の食堂でそれぞれ少しずつ違う味を食べ比べるのも楽しみ方の一つです。

朝霧高原と富士山の眺望

A snow-capped Mount Fuji rises above a forest, with a fence-lined path and fields of dry grass and snow in the foreground.

富士宮市の北部に広がる朝霧高原は、標高約700〜1,000メートルの高原地帯です。名前の通り霧が発生しやすく、早朝には一面が白く覆われることも珍しくありません。霧が晴れると、黒と白のホルスタイン種の牛が草を食む牧歌的な風景が現れます。

酪農が盛んで、新鮮な牛乳やチーズ、アイスクリームが生産されています。まかいの牧場や富士ミルクランドでは、こうした高原の恵みを味わえます。晴れた日には富士山の裾野から山頂までを遮るものなく一望でき、富士宮市で最も開放感のある眺望が広がる場所です。

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