
赤坂
Akasaka
赤坂周辺の楽しみ方
江戸時代に大名の屋敷が立ち並び、やがて芸妓が行き交う花街として栄えた赤坂。迎賓館赤坂離宮のネオバロック建築がたたずみ、隣接する日枝神社では江戸三大祭のひとつ山王祭が今も続いています。2008年には赤坂サカスがオープンし、商業やエンターテインメントの拠点も加わりました。歴史の奥行きと現代の活気が重なる、港区を代表するエリアです。
赤坂で訪れたい場所
アクセス
赤坂駅、赤坂見附駅、溜池山王駅と3つの地下鉄駅が徒歩圏内にあり、千代田線・銀座線・丸ノ内線・南北線の4路線が使えます。東京駅からは丸ノ内線で赤坂見附駅まで約10分、新宿駅からも丸ノ内線で約15分が目安。複数のルートからアクセスできるため、六本木や永田町など周辺エリアとの組み合わせもしやすい立地です。
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赤坂について
江戸城の防衛拠点として見附門が置かれた時代から、花街として栄えた明治・昭和を経て、いまは再開発も進んでいます。赤坂見附駅を出ると、ビルの合間に料亭の暖簾がのぞき、少し歩けば迎賓館の白い外壁が木々の向こうに現れます。
迎賓館赤坂離宮

港区元赤坂の丘の上にたたずむ迎賓館赤坂離宮は、外国からの国賓を迎えるための施設です。ネオバロック様式の外観は白と淡い色調で統一され、ヨーロッパの宮殿を思わせる荘厳さ。もともとこの一帯は紀州徳川家をはじめとする有力大名の屋敷地で、明治時代に東宮御所として建造されたのが現在の建物の始まりです。
2009年から一般公開が始まり、2016年には国宝に指定されました。20人未満のグループなら予約なしで訪れられます。庭園のみ300円、本館と庭園は1,500円、和風別館も含めると2,000円。噴水が映える主庭や、天井画が広がる大広間など、普段は外交の舞台となる空間をじっくり歩ける貴重な機会です。
花街の記憶と赤坂の食文化

江戸時代、現在の溜池山王駅周辺にはその名のとおり溜池という大きな池が広がっていました。そのほとりにお茶屋が立ち始めたのが、赤坂の花街のルーツです。江戸末期から明治、昭和と時代が進むにつれて芸妓の数は増え、最盛期の1970年頃には置屋が70軒、芸妓は400人を超えました。
現在活動する芸妓は約17名。規模は縮小したものの、お座敷での三味線や舞踊は今も続いています。花街の周辺に広がる割烹や寿司店、路地裏の小ぶりな居酒屋にも、この街で磨かれてきた食の文化が根づいており、政治家や実業家が通う老舗の割烹から、仕事帰りにふらりと寄れる小さな店まで、選択肢の幅が広いエリアです。
赤坂サカスと街の変化

2008年、TBS放送センターの移転に伴い赤坂サカスがグランドオープンしました。商業施設やライブホール、劇場が一体となった複合施設で、赤坂に新しい人の流れを生み出しています。春には敷地内の桜並木がライトアップされ、花見の名所としても親しまれるようになりました。
こうした現代的な施設のすぐ近くに、江戸時代の面影が顔をのぞかせることもあります。1862年に岡崎藩主・本多忠民の上屋敷表門として再建された武家屋敷門は重要文化財に指定されており、五万石以上の大名に許された長屋門の形式を今に伝える貴重な遺構。ビルの谷間にひっそりと残っています。
