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芝大神宮

Shiba Daijingu

芝大神宮
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芝大神宮について

浜松町のビル街に、1000年を超える歴史を持つ神社があります。芝大神宮は寛弘2年(1005年)に伊勢神宮の内外両宮を勧請して創建され、以来「関東のお伊勢さま」と慕われてきました。東京を代表する10の神社として選ばれた東京十社の一つ。関東大震災と東京大空襲で二度焼失しながらも、その度に再建され、今も多くの参拝者が足を運んでいます。

関東のお伊勢さまと呼ばれて

一条天皇の時代、寛弘2年に伊勢神宮の天照大御神と豊受大神の両柱を勧請して創建されたのが芝大神宮の始まりです。伊勢神宮は日本でもっとも格式の高い神社で、その内外両宮をそのまま祀ることから、関東の人々は古くからここを関東のお伊勢さまと呼び、厚く信仰してきました。

江戸時代には徳川幕府の手厚い保護を受け、境内は茶店や芝居小屋で活気に満ちていました。相撲や富くじも催され、江戸庶民の信仰と娯楽が交わる場として賠わっていたのです。

1923年の関東大震災で倒壊・焼失し、1927年に再建。しかし1945年の東京大空襲で再び全焼してしまいます。現在の本殿は1964年に完成したもの。1975年には東京十社の一つとして選定されました。

11日間続く「だらだら祭り」

毎年9月11日から21日まで、11日間にわたって秋祭りが行われます。正式名称は芝神明祭ですが、祭りの期間が長いことからだらだら祭りの愛称で広く親しまれています。

この祭りの名物が、境内で販売される生姜です。生姜祭とも呼ばれるほどで、創建当時この地域では生姜が盛んに栽培されており、神前に供えたのが始まりでした。生姜は穢悪を去り神明に通ずと古くから信じられてきたことも、この風習を支えています。

1805年、だらだら祭りの最中に事件が起きました。江戸時代の消防団にあたる町火消しの「め組」の鳶職が、相撲見物をめぐって力士と衝突したのです。この事件は後に歌舞伎の演目「め組の喧嘩」として演劇化され、今も上演されています。

Close-up of a weathered stone monument with the carved kanji character '組' and an intertwined circular emblem.

め組 (Me-gumi)

千木筥と都心の境内

芝大神宮を代表する縁起物が千木筥(ちぎばこ)です。藤の花が描かれた曲げ物を三段重ねにし、中に小豆を詰めたもので、東京の郷土玩具としても知られています。

千木とは神社の屋根で交差して突き出た梁のこと。建築時に余った木から作られたことが名前の由来です。千木は千着、つまりたくさんの着物に通じるとされ、着るものに困らないという縁起から、良縁や女性の幸福を守るお守りとして親しまれるようになりました。

境内にはほかにも見どころがあります。貯金王と呼ばれた銀行家・牧野元次郎を讃えた貯金塚。明治時代の力くらべの記録を刻んだ力石。それぞれが、この神社の歴史の厚みを伝えています。

大門駅から徒歩1分。高層ビルに囲まれた境内は、ビジネス街に溶け込んでいます。昼休みにスーツ姿で参拝するオフィスワーカーの姿も珍しくありません。

A grey torii gate at the base of stairs leading to a traditional Japanese shrine, with modern buildings in the background.
住所

〒105-0012 東京都港区芝大門1丁目12−7

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公式リンク

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