此花区

此花区

Konohana

此花区周辺の楽しみ方

此花区は大阪市の24区のうち最も西側に位置し、淀川と安治川にはさまれた細長い陸地と、海に浮かぶ人工島の舞洲・夢洲で構成されています。古くは港湾と工業の街でしたが、2001年のユニバーサル・スタジオ・ジャパン開業を皮切りに、ベイエリアの観光地としての顔が前に出てきました。2025年には夢洲で大阪・関西万博が開かれ、大阪メトロ中央線が島まで延伸し、世界からの旅人を迎える街として大きく動き出しています。

位置

此花区はどこ?

此花区は大阪市の24区のうち、市の西端に位置します。周辺の区を見ると、北は淀川を渡って西淀川区、南は安治川を渡って港区や西区と向きあいます。東は福島区と陸続きで接し、西側は大阪湾に大きく開けています。面積は19.30平方キロメートルで、市内の区では2番目に広く、その大部分は埋立てによって生まれた土地です。

陸地の部分には、大阪駅から続く下町の住宅地と工場が並びます。海側には舞洲と夢洲という二つの人工島が連なり、夢洲はもともと産業廃棄物の処分場として埋立てが進められた島でした。2025年の大阪・関西万博を機に再開発が進み、観光と文化の島へと姿を変えつつあります。区全体の人口は2025年4月時点で約6万4千人で、大阪市の区としては中規模にあたります。

Local transport

アクセス

此花区の玄関は西九条駅です。JR大阪環状線で大阪駅から約6分、阪神なんば線で大阪難波駅から約8分、乗り換えなしで着きます。西九条で JR桜島線(ゆめ咲線)に乗り換えれば、ユニバーサルシティ駅まで約5分、終点の桜島駅までは約7分。USJ や桜島地区まで一直線で結ばれています。

舞洲と夢洲へのアクセスは、2025年に大きく変わりました。大阪メトロ中央線が同年1月に夢洲駅まで延伸し、本町や森ノ宮といった大阪中心部から地下鉄一本で島まで入れるようになりました。舞洲へは桜島駅前から路線バスが出ており、スポーツ施設やレジャー施設へ向かいます。空港から訪れる場合、関西国際空港からは JR関空快速で西九条まで約60分です。伊丹空港からはモノレールや阪急・JRを乗り継いで約50分が目安となります。

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Get to Know

此花区について

此花区の見どころは海辺に集中しています。古い港町の風情を残す西九条のあたりから、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのある桜島まで、JR や地下鉄でつながる短い距離に表情の違う場所が並んでいます。

桜ではなく梅、区名のなりたち

Pink plum blossoms blooming on a branch.

此花という区名は1925年(大正14年)につけられました。下敷きになったのは「難波津に咲くやこの花 冬ごもり 今は春べと 咲くやこの花」という古歌で、5世紀ごろの渡来人とされる王仁が仁徳天皇のために詠んだとされます。歌のなかの花は桜ではなく梅で、長い冬を越えて咲く梅の花が春の訪れを告げる、めでたい花として詠まれました。

同じ歌からは、隣接する浪速区の名前も同じ年に生まれました。区役所の前にはこの歌を刻んだ石碑が今も立っています。

USJと夢洲、海辺のにぎわい

Aerial view of Universal Studios Japan amusement park and surrounding urban landscape.

テーマパーク周辺

此花区の海側はもともと、戦前から続く工業地帯でした。1980年代に重化学工業の地盤沈下が進み、跡地を再開発する流れの中で、テーマパークや余暇施設が増えていきました。2001年に桜島の埋立地に開業したユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、その象徴です。

Aerial view of a container port in a bay, with a dome building on the near shore and a city with mountains in the distance.

夢洲の風景

大阪湾には舞洲と夢洲という二つの人工島が並びます。夢洲は2025年に開かれた大阪・関西万博の会場で、4月から10月までの半年間、国内外から多くの来場者が訪れました。閉幕後の跡地は、国際観光と文化交流の新しい拠点として整備が続いています。万博の開幕に合わせて2025年1月には大阪メトロ中央線が夢洲駅まで延伸し、地下鉄一本で島に入れるようになりました。

舞洲、スポーツと前衛建築の島

A whimsical and colorful building complex with a black and white checkerboard facade and a tall blue tower topped with a large golden dome.

舞洲ごみ処理工場

舞洲は約220ヘクタールの人工島で、東側に物流と環境関連の施設、西側にスポーツ施設が集まっています。野球場や屋内アリーナがあり、市民の大会から合宿、コンサートまで幅広く使われてきました。海沿いには大型のバーベキュー場やキャンプ場も整備されています。

存在感が強いのが、オーストリアの建築家フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサーが手がけた舞洲ごみ処理工場と舞洲スラッジセンターです。金色のドームに、赤と黄のストライプ、不規則に配された丸窓。ヨーロッパの絵本から抜け出したような外観は工場というより城やテーマパークに近く、橋の上から眺めるだけでも印象に残る建物です。

西九条と桜島線、街の入り口

A rainy street scene in Japan showing Hanshin Railway Nishikujo Station, a JR station entrance, and a complex intersection.

西九条駅

此花区の交通の中心は西九条駅です。JR大阪環状線・JR桜島線(通称ゆめ咲線)・阪神なんば線の三路線が交わる結節点で、神戸・大阪市内・奈良の三方向と、USJ のある桜島方面がひとつの駅でつながります。大阪駅から大阪環状線で西九条までは約6分、そこから桜島線に乗り換えてユニバーサルシティ駅までは5分ほどです。

桜島線の終点である桜島駅からは、安治川を渡って港区の天保山へ向かう船「キャプテンライン」が運航されています。海遊館と USJ を結ぶ短い航路で、海から大阪のベイエリアを見渡せます。

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