
杉並区
Suginami
杉並区周辺の楽しみ方
杉並区は東京23区の西端に位置し、国内アニメ制作会社の約18%が集中するアニメーションの街です。観客100万人を集める夏の高円寺阿波おどり、戦後の闇市から独自に発展した荻窪ラーメン、武蔵野の湧水池が残る善福寺公園。新宿からJR中央線で7分という近さながら、駅ごとにまったく違う表情を見せてくれます。
アクセス
新宿からJR中央線快速で高円寺まで約7分、阿佐ケ谷まで約10分、荻窪まで約14分。東京メトロ丸ノ内線も荻窪まで直通で、方南町・東高円寺・新高円寺・南阿佐ケ谷にも停車します。京王井の頭線は永福町・浜田山・久我山など区の南側をカバーし、渋谷から約15分。杉並アニメーションミュージアムへは荻窪駅からバスで約5分、善福寺公園へはJR西荻窪駅から徒歩約15分です。
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杉並区について
国内で最もアニメ制作会社が集まる街であり、夏祭りの熱気、昭和から続くラーメンの味、武蔵野の湧水池まで、JR中央線の駅ひとつごとに空気が変わります。
アニメのまち杉並
杉並区には149のアニメーション制作会社が集積しています。1964年に東京ムービー(現トムス・エンタテインメント)が杉並で創業したのを皮切りに、1972年には上井草にサンライズスタジオが開設されました。現在もバンダイナムコフィルムワークスの本社が荻窪に置かれ、60年以上にわたってこの地域がアニメ制作の一大拠点であり続けています。
杉並アニメーションミュージアムは入場無料。アフレコや効果音をつける体験コーナーがあり、アニメーションの制作工程を実際に手を動かしながら学べます。企画展は定期的に入れ替わるため、何度訪れても新しい発見があるでしょう。営業時間は10時から18時、月曜休館。
高円寺阿波おどりと古着の街

8月最終土曜・日曜、高円寺の商店街と駅前通りが踊り一色に染まります。高円寺阿波おどりは、徳島県発祥の伝統的な盆踊りを東京に持ち込んだ祭りで、1957年に地元商店街の企画として始まりました。約160の連(踊り手のグループ)から1万人が繰り出し、沿道を埋める観客は100万人。徳島に次ぐ全国2番目の規模です。
祭りの時期以外も、高円寺は歩くだけで楽しい街。PAL商店街やルック商店街を中心に古着屋・ヴィンテージショップがひしめき、1着数百円のTシャツから数万円のヴィンテージデニムまで幅広く揃います。隣の阿佐ケ谷駅周辺では、1954年から続く阿佐谷七夕まつりが毎年8月上旬に開かれ、商店街のアーケードに手作りのはりぼて飾りが並ぶ光景も杉並の夏の風物詩です。
荻窪ラーメンと大田黒公園

荻窪ラーメンは戦後の闇市から生まれました。蕎麦屋から転業した店が多かったため、鴹節や煮干しなど魚介だしの和風スープが主流になったのが特徴です。濃口醤油の琥珀色のスープに中細麺という組み合わせは、東京ラーメンの原型のひとつとされています。

荻窪駅から徒歩10分ほどの大田黒公園は、音楽評論家・大田黒元雄の自邸跡を整備した回遊式庭園。入口から続くイチョウ並木の奥に、1933年築の洋館が静かにたたずんでいます。園内には樹齢100年を超えるケヤキやモミジがあり、秋のライトアップ期間には紅葉が池の水面に映り込む夜景を目当てに多くの人が訪れます。
善福寺公園と湧水の池

善福寺池は武蔵野三大湧水池のひとつで、上の池と下の池に分かれ、総面積は3.7ヘクタール。池のほとりではカワセミが水面すれすれを飛び、年間約50種の野鳥が確認されています。双眼鏡を構えたバードウォッチャーの姿は、この公園ではおなじみの風景。春には池を囲む桜が水面にかかり、花見の名所としても知られています。