冬のイルミネーションが楽しめる全国のスポット5選

Fujiyu
From Osaka

無数の電球や光ケーブルを使用して、その場の風景やその土地を賑やかに彩る「イルミネーション」。街中や敷地を色とりどりのLEDで演出した、幻想的な空間はまるで異世界のようです。
今回の記事では日本全国のおすすめのイルミネーションスポットを5ヶ所紹介していきます。本記事で気になるイルミネーションを発見してぜひ日本観光を楽しんでくださいね。
冬のイルミネーションが楽しめるスポット5選
ここからはさっそく日本の冬ならではのイルミネーションが楽しめるスポットを5ヶ所ご紹介していきます。
六本木ヒルズ / 東京都

Roppongi Hills Keyaki Street / Photo AC
東京都六本木ヒルズのイルミネーションは、東京都港区にある六本木けやき坂通りの並木道約400mに約93万灯のLEDが取り付けられ、街中一体を幻想空間に作り上げています。
この六本木ヒルズのイルミネーションでは、町並みを探索するのも良し、けやき坂通りにあるお店でショッピングを楽しむのもいいでしょう。
また、イルミネーションを背景に高くそびえ立つ東京タワーを楽しめるのも必見。けやき坂通りにあるティファニー付近や六本木蔦屋書店付近から写真撮影するとイルミネーションの全体を収められます。

Tokyo Tower / Photo AC
そして、六本木ヒルズではイルミネーションだけでなく、クリスマスマーケットが開催されます。本場ドイツのクリスマスマーケット同様、リースやオーナメントなどのクリスマスアイテムの販売から、ホットドリンクやソーセージなど伝統的な食べ物が味わえる飲食スポットが勢揃い。
イルミネーションで心を癒やされたあとは、クリスマスマーケットで美味しい屋台料理を堪能してみてください。

六本木ヒルズ
〒1066108, 東京都港区六本木6丁目10−1
地図を読み込み中...
北海道さっぽろホワイトイルミネーション / 北海道

Illuminated Snowflake / Photo AC
北海道さっぽろホワイトイルミネーションは北海道札幌市の大通公園1丁目から大通公園5丁目までを「大通公園会場」「駅前通会場」「南一条通会場」「南一条通り会場」「札幌市北3条広場(アカプラ)会場」「札幌駅南口駅前広場会場」と5つのエリアで区切って開催されます。
北海道さっぽろホワイトイルミネーションは、2018年に日本新三大夜景都市にも認定され、日本三大イルミネーションとして選ばれたこともある日本中で注目のイルミネーションスポットです。
ニューヨークのクリスマスツリーをモチーフに、1981年に1048個の電球が飾られスタートした北海道さっぽろホワイトイルミネーションは、年々電球の数が増え続け、今では全会場合わせて77万個を超える電球が町を賑やかにしています。札幌市の観光スポットでもある札幌市時計台やさっぽろテレビ塔の展望台から見下ろすイルミネーションには圧倒されることでしょう。

Illuminated Flowers / Photo AC
また、大通公園内で開催される「ミュンヘン・クリスマス市in Sapporo」では、札幌市と姉妹都市提携を結んでいるドイツ・ミュンヘンの伝統的なクリスマスマーケットの雰囲気を味わうことも可能。イルミネーションで心が癒やされたあとは温かいホットワインやクリスマス料理でお腹も満たすといった楽しみ方がおすすめです。

大通公園
〒0600042, 北海道札幌市中央区大通西1〜12丁目
地図を読み込み中...
ハウステンボス / 長崎県
長崎県のテーマパーク「ハウステンボス」では、前項の北海道さっぽろホワイトイルミネーション同様に、日本三大イルミネーションに輝いたこともあるスポットです。
イルミネーションアワードでは、13年連続第1位に輝いた他、インターナショナルイルミネーションアワード2024では世界中のイルミネーションの中から最優秀賞に選ばれたほど。ヨーロッパ、オランダの町並みと風景が作り出されたハウステンボスは、クリスマスが近づくにつれて、さまざまなイルミネーションや光の演出が堪能できます。
場内に高さ15mのクリスマスツリーが無数のLEDによってきらびやかに登場したり、幅60mの光の滝から一面にLEDが彩られた光のオーロラガーデン。そして、アムステルダム広場が白と青のLEDのみで構成される白銀の世界には他のイルミネーションスポットでは感じられない特別感があります。

ハウステンボス
〒8593243, 長崎県佐世保市ハウステンボス町
地図を読み込み中...
なばなの里 / 三重県
なばなの里は、三重県桑名市にあるイルミネーションスポットです。
日中は花のテーマパークとして、四季ごとに季節の花を広大な土地で楽しむことができるなばなの里は夜になると、夜景スポットのイルミネーション部門で3年連続1位を獲得したこともあるイルミネーションスポットに大変身。

Nabana no Sato / Photo AC
約200mのトンネルに数え切れないほどのLEDが散りばめられた光のトンネル華回廊や紅葉やしだれ梅、桜などの日本を代表する花とLEDがマッチングした花と光の共演などさまざまなテーマがイルミネーションに組み込まれています。
中でも、世界最高峰のスケールで色鮮やかにそして、広大に作り出される光の演出「ジパング」はどなたが見ても感動するでしょう。

なばなの里
〒5111144, 三重県桑名市長島町駒江漆畑270
地図を読み込み中...
あしかがフラワーパーク / 栃木県

Illuminated Fuji Flowers / Photo AC
あしかがフラワーパークは栃木県足利市にある四季折々の花が楽しめる観光スポットとして有名です。特に2002年からスタートしたイルミネーションが好評で、2016年から2022年までのイルミネーションアワードで7年連続全国1位。「北海道さっぽろホワイトイルミネーション」「ハウステンボス」と並んで日本三大イルミネーションとして選ばれました。
インターナショナルイルミネーションアワードでも全国1位を受賞したこともあるあしかがフラワーパークでは、大藤が咲き乱れる様子を大量のLEDで表現し、香りまで実際に採取して再現された「奇蹟の大藤」が見ものです。

Xmas Tree / Photo AC
さらに、光の花の庭では、開催時期に合わせて3つのテーマに分けられ、クリスマスには園内の中心部に約23mの高さのクリスマスタワーが設置されます。サンタクロースの家や光のピラミッドなどといったクリスマス仕様の可愛らしい装いに。約500万個のLEDと花のコラボレーションをお楽しみください。

あしかがフラワーパーク
〒3294216, 栃木県足利市迫間町607
地図を読み込み中...
イルミネーションを見るときの注意点

Photo AC
冬のイルミネーションは幻想的かつ色鮮やかなので誰しも夢中になってしまいますが、イルミネーションを見るときには注意することがいくつか存在します。
ここからは、イルミネーションを楽しむ上で気をつけたい4つの注意点について紹介していきます。
防寒対策はしっかりとしておく
まずは、防寒対策をしっかりとしておきましょう。日本の冬は場所によって異なりますが、0度前後になることも少なくはありません。
イルミネーションは野外で開催されることがほとんどで、自由に出入りできる建物が近くにあるとは限りません。風の強弱によって気温よりも体感で寒く感じることもあるでしょう。
そのため、服を着込んだり手袋やマフラーを着けたり、ホットドリンクを飲むなどといった防寒対策をしっかりしてイルミネーションをお楽しみください。
歩きスマホは危険
イルミネーションを楽しんでいる中での歩きスマホは危険です。景色に感動して写真を撮り、その写真を確認することもあるかもしれません。
しかし、歩きながらスマホに夢中になってしまうと、前や横を歩く人にぶつかってしまったり、場合によっては食べ歩きしている人の食べ物が服についてしまったりします。
会場は人混みが予想されるため、歩きスマホは大変危険です。スマホを操作する際は道の端で立ち止まってから操作するようにしましょう。
路面の滑りやすさに注意
イルミネーションを見る際は路面の状況にも注意しましょう。
冬のイルミネーションは場所によって雪が積もっていたり、路面が凍っていることも。専用の靴を履いていたとしても非常に滑りやすいので、転んで怪我をしないよう細心の注意を払いましょう。
交通機関の混雑に気をつける
冬のイルミネーションは国内外から多くの観光客が集まるので、交通機関の混雑が予想されます。
特に、ホテルから遠く離れた場所にイルミネーションを見に行く際には、帰る時間の交通機関の時刻を確認は必ず行い、その時刻よりも余裕を持って行動することをおすすめします。
動画撮影時は周りに配慮する
美しいイルミネーションを誰かとシェアしながら楽しむために、動画の撮影やライブ配信をしながら練り歩くことがあるかもしれません。
しかし、日本人の多くは自分たちの姿を勝手にインターネットに上げられることが嫌いです。お酒の入った人や気性の荒い人に撮影を止めるよう絡まれてトラブルになるケースもあるので、自分の身を守るためにも最大限の配慮をお願いします。








