桑名市
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Kuwana

桑名市周辺でできること

桑名市は、三重県北部に位置し、伊勢湾に面した歴史ある港町です。徳川家康ゆかりの六華苑や、江戸時代から続く「はまぐり」の食文化が特徴的。名古屋からのアクセスも良く、東海道五十三次の宿場町としての面影も残っています。伊勢神宮への玄関口としても知られ、歴史探訪と食の魅力が楽しめる街です。

桑名市エリアの位置

桑名市は三重県の北部に位置し、愛知県と接する県境の都市です。北側は木曽三川(木曽川、長良川、揖斐川)が流れ、その先には愛知県弥富市や愛西市があります。東側は名古屋市に近く、西側は員弁郡東員町や三重県いなべ市と隣接。南側には四日市市があり、伊勢湾に面した地域でもあります。

また、伊勢湾岸自動車道や東名阪自動車道が通っており、高速バスや車で訪れるのも便利でしょう。

アクセス情報

桑名市へは名古屋駅から近鉄名古屋線で約20分、JR関西本線でも約30分でアクセスできます。市内の主要駅は近鉄・JR共に乗り入れる「桑名駅」です。

名古屋方面からは東名阪自動車道の桑名ICも便利でしょう。市内移動は三重交通のバスが運行していますが、観光スポットを巡るなら路線バスと徒歩の組み合わせがおすすめです。

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桑名市について

桑名市は、三重県北部に位置する歴史と文化が豊かな街です。江戸時代には東海道五十三次の宿場町として栄え、現在でもその名残を感じられる場所がたくさんあります。

「はまぐり」のふるさと

桑名といえば「はまぐり」が有名です。特に桑名産の蛤は「桑名の焼き蛤」として古くから珍重されてきました。江戸時代には将軍家への献上品としても知られ、「日本三大はまぐり」の一つに数えられています。毎年春には「桑名はまぐりまつり」が開催され、新鮮な蛤を味わえるイベントとして多くの人で賑わいます。

六華苑 - 明治時代の豪商の邸宅

六華苑は明治時代に建てられた豪商・諸戸清六の邸宅で、国の重要文化財に指定されています。和洋折衷の建築様式が特徴的で、当時の富裕層の生活ぶりを今に伝えています。庭園も美しく、四季折々の風景を楽しめる桑名市の貴重な文化遺産です。

九華公園と桑名城跡

桑名城は江戸時代初期に建てられた城で、現在は九華公園として整備されています。春には約300本の桜が咲き誇り、桑名市随一の花見スポットとなっています。城跡からは木曽三川の雄大な景色も望め、歴史と自然が調和した空間を提供しています。

七里の渡し - 歴史的な渡し場

「七里の渡し」は、江戸時代に伊勢参りの旅人が木曽川を渡るために利用した重要な渡し場でした。東海道を旅する多くの人々がここを通り、松尾芭蕉も「おくのほそ道」の旅でこの渡しを利用したことで知られています。現在は記念碑が建てられ、当時の様子を偲ぶことができます。

石取祭 - 400年以上の歴史を持つ伝統行事

桑名市の夏を彩る「石取祭」は、400年以上の歴史を持つ伝統行事で、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。巨大な山車(やま)が市内を練り歩く様子は圧巻で、「やーりゃんせー」という掛け声と共に繰り広げられる祭りは、桑名市の夏の風物詩となっています。

多度大社 - パワースポットとして人気

桑名市多度町にある多度大社は、古くから商売繁盛の神様として崇められてきました。特に「多度まいり」と呼ばれる参拝スタイルは独特で、境内の石段を駆け上がることで願い事が叶うとされています。また、境内には樹齢1000年を超える大楠があり、パワースポットとしても人気です。

木曽三川公園 - 自然を満喫できるレジャースポット

桑名市と周辺地域にまたがる木曽三川公園は、木曽川、長良川、揖斐川の三川が合流する地域に整備された広大な公園です。138タワーパークをはじめとする施設では、季節ごとの花々や自然を楽しめるほか、サイクリングやバーベキューなどのアクティビティも充実しています。

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