

富士吉田市
Fujiyoshida
富士吉田市周辺でできること
山梨県南東部、富士山の北麓に広がる高原都市です。市街地は標高約650〜900mに広がり、夏も比較的涼しい気候が特徴。江戸時代には富士山信仰の拠点として栄え、最盛期には80軒を超える御師の家が参詣者を迎えていました。現在は富士山と五重塔が一枚に収まる新倉山浅間公園の眺望や、極太麺の吉田のうどんを目当てに、国内外から多くの旅行者が訪れています。
アクセス情報
富士吉田市の中心駅は富士急行線の富士山駅です。新宿からは中央線特急で大月駅まで約1時間、大月から富士急行線に乗り換えて富士山駅まで約50分。特急富士回遊を利用すれば、新宿から乗り換えなしで約2時間で到着できます。高速バスならバスタ新宿から約1時間50分で、富士急ハイランドや富士山駅に直行するため、荷物が多いときにも便利でしょう。
市内の移動は路線バスがあるものの、本数は限られます。富士急ハイランドや新倉山浅間公園は駅から徒歩圏内ですが、周辺の富士五湖エリアも含めて回るならレンタカーが効率的。河口湖や山中湖へは富士急行線やバスで20〜30分ほどの距離です。
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富士吉田市について
富士山を間近に仰ぐこの街には、山岳信仰の歴史、昭和の面影を残す商店街、富士山の絶景スポットと、見どころが凝縮されています。
新倉山浅間公園と忠霊塔
富士吉田で最も有名な景観といえば、五重塔の忠霊塔と富士山が一枚の写真に収まる新倉山浅間公園の眺めです。398段の階段を上った先に広がるこの光景は、海外のガイドブックや観光サイトでも「日本を象徴する風景」として紹介され、世界中から写真愛好家が集まるようになりました。園内には約650本のソメイヨシノが植えられており、例年4月上旬から中旬にかけての桜の時期はとりわけ見事。秋の紅葉や冬の雪景色も見応えがあり、季節を問わず足を運ぶ価値のある場所です。
北口本宮冨士浅間神社と富士山信仰
富士山の世界文化遺産の構成資産でもある北口本宮冨士浅間神社は、吉田口登山道の起点として1900年以上の歴史を持つと伝わります。太い杉の木立に囲まれた参道を進むと、高さ18mの冨士山大鳥居が現れます。木造鳥居としては日本最大級の大きさで、60年に一度建て替えられるもの。拝殿の脇には樹齢約1000年の冨士太郎杉がそびえ、境内全体に厳かな空気が漂っています。
江戸時代、富士山への登拝は庶民の間で爆発的に流行し、信者の集まりである富士講は関東だけで9000を超えたといわれます。神社の周辺には、参詣者を泊めて登山の世話をした御師の家が80軒以上並んでいました。現在も旧外川家住宅など数軒が残り、当時の信仰と暮らしを伝えています。
下吉田の街歩きと吉田のうどん
富士山駅の南側に広がる下吉田地区は、かつて織物産業で栄えた街。最盛期には「ガチャマン」と呼ばれるほどの好景気で、飲屋街の西裏地区には約100軒もの飲食店がひしめいていました。織物産業の衰退後、一時はシャッター街化が進みましたが、近年は古い建物をリノベーションしたカフェやゲストハウス、ギャラリーが次々とオープンし、昭和レトロな街並みに新たな息吹が生まれています。商店街の通りから見上げる富士山も、この街ならではの風景。

Yoshida’s Udon / Photo AC
富士吉田に来たら外せないのが、ご当地グルメの吉田のうどんです。市内に60軒以上ある店では、歯でしっかりかまないと切れないほど硬くコシの強い極太麺が出てきます。味噌と醤油をブレンドしたつゆに、キャベツと馬肉をのせるのが定番のスタイル。すりだねと呼ばれる唐辛子ベースの薬味を加えると味が一変するので、ぜひ試してみてください。一杯250〜500円と手頃な価格も魅力ですが、多くの店が昼のみの営業で午後2時頃には閉まるため、訪れるなら午前中がおすすめです。
富士急ハイランド

Mt Fuji and FujiQ / Pixta
富士山を背景に絶叫マシンが林立する富士急ハイランドは、富士山駅から富士急行線でひと駅の場所にあります。1996年に登場した高さ79mのFUJIYAMAは、開業当時に高さ・速度・最大落差でギネス世界記録を打ち立てた名物コースター。ほかにも、座席が前後左右に回転しながら走るええじゃないかや、最大落下角度121度を誇る高飛車など、国内屈指のスリルを味わえるアトラクションが揃っています。入園料は無料で、アトラクションごとに料金を支払う仕組みのため、乗り物に興味がなくても園内の散策やショッピングを気軽に楽しめます。
