八坂神社について
東京都の日野市にある神社で、新撰組ゆかりの神社として知られています。御朱印帳や御朱印も新撰組をモチーフにしたデザインが多く、ファンの方が多く訪れる場所でもあります。

本殿 / Photo by Japaniche
御利益
厄除けや商売繁盛、縁結びの御利益があると言われています。また、新撰組ゆかりの地ということもあり、武術上達の御利益を求めて参拝する方も多いです。
御祭神
主祭神は素盞嗚尊(すさのおのみこと)、相殿神(主祭神とともに祀られている神々)は櫛御気野御命(くしぬけのみこと)・倉稲魂命(うかのみたまのみこと)・大山咋命(おおやまくいのみこと)です。
歴史
創設された年代は不明ですが、多摩川の洪水後に金色の牛頭天王の神像が流れ着いたことから祠を立て、祀ったのが始まりとされています。
本殿は寛政12年(1800年)に建造されており、精巧な彫刻が組み込まれた神社建築として、日野市の指定重要文化財に指定されています。また、明治3年より10年ほどかけて神輿や神輿庫、お仮屋などが新調され、現在でも使用されています。
見どころ
日野市の指定重要文化財に指定されている本殿は、壁面や柱に細かい彫刻が施された見事なものとなっています。現在は保護のために覆殿が建てられており、一見シンプルな倉庫のようにも見えますが、9月に行われる八坂神社の例大祭では近くで見ることができます。
天然理心流の剣術額
また、のちに新撰組局長となる近藤勇らが安政5年(1858年)に奉納した天然理心流の剣術額が奉納されています。こちらも例大祭、毎年5月11日に行われる「ひの新撰組祭り」で公開され、一般客も見ることができます。日野宿の剣士23名と近藤(嶋崎)勇、沖田総司(惣次郎)の名が書かれた、歴史を感じる額となっています。

天然理心流奉納額 / Photo by Japaniche
新選組の羽織を模した御朱印帳
御朱印帳も、新撰組隊士の羽織を模しただんだら模様と浅葱色の者、同じデザインで黒と白のスタイリッシュなもの、新撰組隊士の格好をした猫のキャラクターが入ったポップなもの……と、ファンにはたまらないラインナップです。

御朱印帳(浅葱色) / Photo by Japaniche
月替わりの御朱印

御朱印(通年、だんだら模様) / Photo by Japaniche
御朱印は月替わりで、豊富な種類があるのも特徴。直書きは1度に2種類までお願いすることができます。御朱印帳にデザインされているのと同じ猫が描かれたポップなデザインや可愛らしい巫女さんのイラスト入り、季節の行事に合わせたものなどがあります。

御朱印(ハロウィン 2025年10月の限定デザイン) / Photo by Japaniche
さらに、「ひの新撰組祭り」の際は、新撰組デザインの御朱印をいただくことが可能。さらに、アニメやゲーム、映画などで新撰組が話題になった際に復刻も行われるため、気になる方はInstagramをチェックしてみるのもおすすめです。
※八坂神社の公式アカウントではなく、関係者様の個人アカウントです。神社に関する質問や要望については、インスタグラムではなく電話などでのコンタクトをお勧めします。
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