八幡竈門神社について
大分県別府市にある神社で、様々な伝説が残っています。主祭神を含めて三十六もの神様を祀っており、全国的に見ても珍しい神社です。
727年創建の由緒ある神社
人徳天皇が治世していた312年から399年、日本武尊と神功皇后が征西した際に行宮(一時的な宮殿施設)を置き、国常立尊、天照大御神など33柱を祀ったのが始まりと言われています。727年には仲哀天皇、応神天皇の神霊が降臨し、826年に宇佐より神功天皇の神霊を迎えたことで36柱を祀る神社となりました。
境内には樹齢約500年の御神木があり、「魂依御守」を購入すると、空洞になっている御神木の幹に入ることも可能。御神木の力をいただくことができるパワースポットとして人気です。
人食い鬼の伝説が有名
竈門地区では昔、夜になるたびに人食い鬼が現れていました。困った村人が八幡竈門神社の神様に鬼退治を願うと、神様は「一晩のうちに百段の石段を作ることができたら毎年いけにえを与える。できなければ今後は里に出てこないことを約束するように」と鬼に伝えます。鬼は夜通し石を積んで階段を作りますが、九十九段まで作ったところで夜が明けてしまいました。鬼は朝日に驚いて逃げ出し、その後は約束通り里に現れなくなったと言われています。そのため、下の方の石段は丁寧に作られており、上の方は雑なんだとか。境内には鬼が逃げるときに忘れていった石草履も残っています。
この伝説と「竈門」という名前、拝殿の天井に描かれた「龍の水神様」が炭次郎の使う水の呼吸に出てくる龍に似ていることなどから、『鬼滅の刃』の聖地として話題になりました。公式で聖地として発表されたわけではありませんが、多くのファンが神社を訪れています。
Jリーグチーム大分トリニータとの縁
神亀年間に創建され、亀山という山に社殿が建っているなど、「亀」との縁も深い八幡竈門神社。境内には「恵方を向いて撫でると願いが叶う」と言われている「御神亀(なで亀)」があります。大分トリニータのマスコットキャラクターであるニータンが生まれた場所ともいわれており、境内にはJリーグに関する幟なども。監督や選手による必勝祈願も行われ、サッカーファンにとっても聖地となっています。
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