

伏見区
Fushimi
伏見区周辺でできること
世界的な人気を誇る「伏見稲荷大社」を擁する、京都の南の玄関口です。かつての城下町・港町としての歴史的景観が残り、豊かな地下水に恵まれた日本有数の「酒処(酒蔵の街)」としても有名で、歴史散策と美酒を同時に楽しめます。
アクセス情報
京都駅からはJR奈良線で「稲荷駅」まで約5分と非常にスムーズです。また、京阪本線と近鉄京都線が区内を縦断しており、大阪方面からのアクセスも抜群です。観光の中心となるのは、京阪の「伏見稲荷駅」や「中書島駅」、近鉄の「桃山御陵前駅」などで、これらを起点にエリア内を回遊できます。
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伏見区について
伏見稲荷大社の鮮やかな朱色が印象的なこのエリアですが、その奥にはさらに多様な魅力が広がっています。一歩路地に入れば、かつての港町の風情と、ほのかに漂う日本酒の香りが旅情を誘います。豊臣秀吉の城下町としての威厳と、幕末の志士たちが駆け抜けた熱気が混在するこの街は、歩くほどに味わい深い発見がある場所です。単なる観光名所巡りだけでは終わらない、歴史と水と酒が織りなす伏見の奥深い世界へご案内します。
世界を魅了する千本鳥居『伏見稲荷大社』
伏見区の象徴といえば、全国に約3万社ある稲荷神社の総本宮「伏見稲荷大社」です。「お稲荷さん」として親しまれ、五穀豊穣や商売繁盛の神様として信仰を集めています。 特に、朱色の鳥居がトンネルのように連なる「千本鳥居」は圧巻で、幻想的な光景は世界中の観光客を惹きつけてやみません。背後にそびえる稲荷山を巡る「お山巡り」も人気で、京都の自然と神秘的な空気を肌で感じることができます。
名水が生んだ日本屈指の「酒処」
伏見は古くから「伏水(ふしみ)」と呼ばれるほど質の高い地下水に恵まれた土地です。このきめ細やかな水と良質な米を用いて発展したのが酒造りであり、兵庫の灘と並ぶ日本に二つとない酒処として知られています。 「月桂冠」や「黄桜」といった全国的に有名な酒造メーカーの本社があり、中書島から桃山エリアにかけては、白壁土蔵や焼杉板の壁を持つ酒蔵が立ち並ぶ風情ある景観が続きます。多くの蔵元で利き酒や蔵見学が楽しめるほか、古い酒蔵を改装したレストランや博物館もあり、日本酒文化を深く体験できます。
幕末の歴史舞台と坂本龍馬
伏見は豊臣秀吉が「伏見城」を築き、城下町として整備したことで発展しましたが、幕末の志士たちにとっても重要な舞台でした。 特に有名なのが、坂本龍馬が襲撃された「寺田屋事件」の舞台となった船宿「寺田屋」です。現在の建物は再建されたものですが、当時の激動の歴史を今に伝える観光名所として人気を博しています。近隣の商店街は「竜馬通り商店街」と名付けられ、レトロな雰囲気の中で買い物を楽しめます。
水辺の風景と十石舟
かつて水運で栄えた伏見の歴史を感じられるのが、濠川(ほりかわ)をゆったりと進む観光遊覧船「十石舟(じっこくぶね)」です。 酒蔵の並ぶ川沿いには柳並木が続き、春には桜、夏には紫陽花、秋には紅葉と、四季折々の美しい風景を船上から眺めることができます。水面から見上げる酒蔵の景色は、陸上とは違った趣があり、江戸時代にタイムスリップしたかのような優雅な時間を過ごせます。
