
兵庫県
Hyogo
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兵庫県の概要
日本初の世界遺産に登録された「姫路城」
兵庫県姫路市にある姫路城は、400年以上前に築城された名城で、天守閣や櫓(やぐら)などの主要な建築物が現在も残っています。
その高い歴史的価値が評価され、1993年に奈良の法隆寺とともに、日本で初めて世界文化遺産に登録されました。
近年では、2009年から2015年までの約5年半にわたり、「平成の大修理」と呼ばれる大規模修繕が行われました。総額約28億円をかけ、外壁や屋根瓦の補修、耐震対策などが実施されています。
姫路城は、天守の白く美しい外観が、白鷺が羽を広げた姿に例えられることから、「白鷺城(しらさぎじょう/はくろじょう)」という愛称でも親しまれています。
日本酒の全国シェアが高い兵庫県
兵庫県は、日本酒の聖地とも称される「灘」があり、菊正宗・白鶴・大関など、日本酒で全国的に知られる酒造メーカーが数多く集まっています。これらはいずれも兵庫県内で生まれた酒蔵。
こうした背景から、兵庫県は全国の日本酒生産量のおよそ70%を占めるといわれる、日本有数の酒どころとなっています。
特に、神戸市から西宮市の沿岸部に広がる、日本酒造りが盛んな5つの地域は「灘五郷」と呼ばれています。この灘五郷だけで、全国生産量の約25%の日本酒が造られており、兵庫県の酒文化を象徴する存在なのです。
日本三名泉「有馬温泉」
兵庫県神戸市にある有馬温泉は、群馬県の草津温泉、岐阜県の下呂温泉と並ぶ、日本三名泉の一つとして知られています。
有馬温泉の大きな特徴は、性質の異なる2種類の温泉を楽しめる点。鉄分と塩分を多く含む金泉は、含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉で、神経痛や筋肉痛、関節痛などに効果があるとされています。一方、銀泉は二酸化炭素泉や放射能泉に分類され、むくみの解消や高血圧の改善に効果が期待されています。
また、有馬温泉街には古き良き日本の情緒が残る町並みが広がり、入浴だけでなく、兵庫県のご当地グルメや食べ歩きも楽しめる観光地として人気を集めています。
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位置
兵庫県の場所
兵庫県は、2府5県からなる近畿地方、および三重県を除いた2府4県からなる関西地方に属しており、県庁所在地は神戸市です。
人口は2026年1月時点で約530万人と、日本全国で第7位、関西地方では大阪府に次いで第2位の規模を誇ります。
また、県内総生産(GDP)は全国第6位で、日本国内でも経済的に活気のある地域。地理的には、北は日本海、南は瀬戸内海に面しており、本州で2つの海に面しているのは、兵庫県のほかに青森県と山口県のみという、非常に珍しい特徴を持っています。
県の面積は約8,400平方キロメートルですが、人口の約6割が県南東部に集中しています。特に、県庁所在地である神戸市を中心とした阪神間と呼ばれる地域に人口が密集しています。
気候は地域による差が大きく、夏は県全体で高温になりやすく、35度を超える日も珍しくありません。また、神戸市を中心とした都市部では、夏の夜に熱帯夜となることが多いのも特徴です。一方で、冬は内陸部や北部を中心に降雪が多く、地域によっては町全体が雪に覆われることもあります。
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Access
兵庫県へのアクセス
兵庫県へのアクセス方法は、訪れる観光スポットによって異なりますが、大阪国際空港(伊丹空港)および関西国際空港の利用が便利です。
いずれも大阪府に位置する空港ですが、兵庫県とは隣接しており、県内各地への移動もしやすくなっています。大阪国際空港から、兵庫県最大の繁華街である三宮までは、空港リムジンバスを利用すると約40分で到着します。
また、関西国際空港から三宮へも、リムジンバスや鉄道を利用して約60分程度でアクセス可能です。兵庫県内の交通事情については、南東部の阪神間エリアを中心に観光する場合、電車や路線バスが発達しているため、公共交通機関だけで主要な観光スポットを効率よく巡ることができます。
一方で、県北部の観光スポットを訪れる際は、鉄道の本数が限られている地域も多く、高速バスを利用したり、飛行機で近隣空港まで移動した後にバスを乗り継ぐ必要があるなど、ややアクセスしにくい点が課題といえるでしょう。
地元自慢
特産品
兵庫県は前述のとおり、北は日本海、南は瀬戸内海に面した、2つの海を持つ県です。
さらに、山地や河川などの自然環境にも恵まれているため、食文化においては海の幸・山の幸の両方が豊富に揃っています。また、県内の山岳地帯では、竹をはじめとした木材の産出も盛んで、古くから人々の暮らしや産業を支えてきました。
こうした自然環境を背景に、兵庫県の特産品には多彩な魅力があります。
食べ物
工芸品・その他
Through the ages
兵庫県の歴史
兵庫県の始まりは、現在の**神戸市兵庫区周辺にあった「兵庫津」に県庁が置かれたことに由来するといわれています。兵庫津は古くから港町として栄え、日本の物流や交流を支えてきました。
1868年1月、兵庫津はアメリカ諸国と貿易を行う開港場として使用され、その周辺を管轄する兵庫鎮台が設置されます。その後、設置から約10日後に兵庫裁判所へと改称されました。
さらにその約4か月後である5月23日、兵庫裁判所が廃止され、新たに兵庫県が設置され、現在の兵庫県の基礎が築かれました。
また、「兵庫」という地名の由来には諸説ありますが、日本の第38代天皇である天智天皇の時代、兵の武器庫を意味する「つわものぐら(兵庫)」が置かれていたことに由来するという説が有力とされています。