

SuicaとWelcome Suica
Suica and Welcome Suica
Suicaとは?
Suicaは、東日本旅客鉄道・東京臨海高速鉄道が発行するIC乗車カードです。電車やバス、タクシーなどの交通機関に加え、飲食店やコンビニ、ドラッグストアでも使用できます。駅やコンビニでチャージができるため手軽で、支払いのたびに小銭を数えなくて済むのが利点です。
Suica利用可能エリア
2025年11月現在、Suicaは首都圏と仙台・新潟・青森・盛岡・秋田エリア、北海道・東海・西日本・九州エリアの一部で利用できます。
※首都圏から仙台や、北海道、東海に行くなど、エリアをまたがって利用する場合は別途きっぷの購入が必要です。長距離の場合は新幹線や特急きっぷを利用してください。
Welcome Suicaと通常のSuicaの違い

Welcome Suica sign / Photo by Japaniche
旅行客にオススメなのは、カード購入日から28日間使用できる「Welcome Suica」。全国の多くのエリアで利用できるのに加え、東京フリーきっぷなどをはじめとするお得な切符を記録することができます。また、通常Suicaを発行する際に必要な手数料500円がかかりません。大人用と12歳まで使用できる子供用があり、子供用は運賃が半額となります。
カードタイプに加えて、180日間有効なモバイルアプリもあります。「Welcome Suica Mobile」では新幹線などのチケットも利用できるほか、Apple Payでのチャージ、観光情報のチェックや経路案内機能の利用もできます。
通常のSuicaも用途や使える場所は同じ。発行時に500円の手数料がかかる代わりに有効期限は最後に利用した日から10年と長く、希望に応じて窓口で残額の払い戻しを受けることができます。
どっちがおすすめ?
基本的に用途・できることは同じなため、使用する金額や期間、デザインで選べばOK。ただし、モバイル版はスマートフォンの電源が切れると使えなくなる場合があります。移動中に電源が切れ、乗車区間の運賃を支払えなかった場合は、係員に申し出て清算する手間が生じるため注意しましょう。
通常のSuicaは緑色とペンギンのデザイン、Welcome Suicaは赤をベースに桜の花が描かれたデザインです。イベントや記念日に合わせて、限定デザインのカードが発売されることも。発売日や購入方法などの情報はJR東日本の公式HPやSNSから発信されます。
尚、2001年からマスコットキャラクターとして活躍していた「Suicaのペンギン」は、2026年度末をもって卒業が決定しました。元々はさかざきちはるの絵本に登場したキャラクターであり、Suicaのモニター募集用冊子と告知ポスターのイラストとして起用されましたが、人気に火が付いたことで2003年に本採用が決定。ICカードのデザインに採用されたほか、様々なグッズや商品が展開されました。2026年度末での卒業に伴い、キャラクターグッズの販売終了も予定されています。「Suicaのペンギン」デザインのカードやペンギングッズが欲しいという方は、この機会に購入しておくことをお勧めします。
Welcome Suicaのモバイル版とカード版の違い
モバイルアプリとICカード、それぞれの違いを詳しく見ていきましょう。
購入方法
モバイル版(※2025年時点ではiOSのみ対応)はアプリをダウンロードし、必要な情報を入力すればすぐに使用可能です。
ICカードは成田空港や羽田空港にある専用自動販売機で購入できるほか、JR東日本駅たびコンシェルジュ、東京駅にあるJAPAN RAIL CAFEで購入します。
チャージ方法
カード版のチャージは現金での支払いのみです。クレジットカードでのチャージはできないため注意しましょう。
モバイル版は、現金だけでなくApple Payでもチャージ可能です。
いずれもチャージした金額を使い切らなかった場合であっても返金はされないため、チャージ額には注意が必要です。
使用感
ICカードの場合、スマホの充電に関係なく使うことができ、駅でチャージする際に対応している発券機が多いという利点があります。また、カードケース、カードホルダー、ICカード用ステッカーが多数販売されており、好きなデザインを持ち歩くことができるのも魅力といえるでしょう。
モバイル版の魅力は何といっても手軽なこと。スマートフォン1つで交通機関の利用や店舗での支払いが済むため、いちいち財布を出す必要がありません。アプリのため、残高がすぐに確認できるのもメリットです。
Welcome Suicaの発行方法

Welcome Suica Navigation in Haneda Airport / Photo by Japaniche
Welcome Suicaは以下の場所で購入可能です。JR東日本の公式HPに販売場所が掲載されているため、最新情報はHPをチェックしましょう。
- Welcome Suica専用発売機
- JR EAST Travel Service Center
- JAPAN RAIL CAFÉ
- TAKANAWA GATEWAY Travel Service Center
Welcome Suica専用発売機
成田空港駅、成田空港第2ビル駅、羽田空港第3ターミナル駅
JR EAST Travel Service Center
成田空港駅、成田空港第2ビル駅、羽田空港第3ターミナル駅、新宿駅(新南口、東口)、東京駅、池袋駅、上野駅、渋谷駅、横浜駅、仙台駅
※以下の場所は一次販売休止中(2025年11月現在)
柏駅、川崎駅、立川駅、大宮駅、船橋駅、福島駅、新潟駅
JAPAN RAIL CAFÉ
東京駅
TAKANAWA GATEWAY Travel Service Center
高輪ゲートウェイ駅
Welcome Suicaのチャージ方法
Welcome SuicaのICカードは、購入時に1000円、2000円、3000円、4000円、5000円、1万円がチャージされたものから選んで購入します。移動距離にもよりますが、食事や買い物の支払いもSuicaで済ませたい場合は1万円を選んでおくと安心です。ただし、残額の払い戻しは行われないため、心配な場合は少額チャージを選び、駅の発券機やコンビニ、セブン銀行のATMなどで好きな金額を追加するのがいいでしょう。
2025年時点でのチャージ上限額は2万円。ちなみに、2026年秋までに30万円への上限引き上げと、新たなコード決済機能の導入が予定されています。
Welcome Suicaでの決済方法
現在、日本の多くの場所で交通系ICカードが使われています。交通機関はもちろん、コンビニ、食事やショッピング、駅などにあるコインロッカーなど、様々な場所で利用可能です。
Welcome Suicaでの支払いは、「Suica」または「IC」というロゴや「交通系ICの使用可能」と書いてある交通機関や店舗で行うことができます。
レジでの支払いの場合は、店員さんに「Suicaで」と伝えればOKです。キャッシュレス決済の場合は、支払い方法選択画面で「交通系ICでの支払い」を選びます。