

日本で使える決済方法
Payment Methods in Japan
日本で使える主な決済方法、海外からやって来た方でも導入できる決済方法を紹介します。
日本円

当然ではありますが、日本では現金の「日本円」で支払いを行えます。
地方の小さなお店、神社やお寺などの初穂料、歴史的建造物などの入場料は「現金でしか払えない」ということもあります。
クレジットカード

日本で使えるクレジットカードの国際ブランドは以下の通りです。
- VISA
- MasterCard
これらは「クレジットカード」が使える場所であれば、ほぼ対応していると言って間違いありません。
また、以下の国際ブランドについては個人の営業するお店や、地方のお店だと使えない可能性がありますが、観光地であれば大体の場所が対応しているでしょう。
- JCB
- American Express
- Diners Club
また、上記に比べると対応しているお店は減りますが、一部「Union Pay (銀聯)」を扱っている所もあります。
海外からの旅行者向けクレジットカード
日本国外から来た方は「VISA」か「MasterCard」があれば安心です。
自身の国で使っているものをそのまま使えるので、手間が無くて良いでしょう。
クレジットカードを使える主な場所

都市の飲食店、雑貨店、土産屋、ホテルなど多岐に渡ります。
一部の都市では駅改札でも使うことができますが、あまり一般的ではないので、交通機関を使用する場合にはこの後に出てくる「Suica」を使うことをおすすめします。
交通系ICカード

旅行で欠かせない移動手段である電車やバス。駅の改札機や、バスの乗車口で支払うために使用する「交通系ICカード」はクレジットカードに並んで重要と言えます。
日本国内で使える交通系ICカードは大きく分けて以下の通り。
- Suica (スイカ)
- PASMO (パスモ)
SuicaとPASMOの違いは発行元の会社です。過去にはJR系の電車はSuica、私鉄系の電車はPASMOでないと使えないこともありましたが、現在は統一され、どちらも同じように使うことができます。
(※通勤や通学に使う「定期券」を買うのであれば今も影響はあるので、日本在住の方はしっかり確認しておきましょう)
これらに類似するものとして、地方それぞれで「ICOCA」「TOICA」「SUGOCA」など様々な種類があります。SuicaとPASMOがどこでも使えるので、基本的に使い分ける必要はありませんが、その地方ならではのデザインがあしらわれたりしているので、コレクション目的で購入するのも良いかもしれません。
また、カードにチャージしたお金は駅内の自販機や、コンビニなどでも使うことができます。
Welcome Suica (JR東日本)
Suicaには日本国内への短期滞在者向けに、最大28日間だけ使用できる『Welcome Suica』というものが存在します。桜があしらわれた特別なデザインで、旅の思い出として持ち帰るのにもぴったり。
詳細な発行方法や仕様については別のページで紹介しています。
※ PASMOも過去に「PASMO PASSPORT」という海外旅行者向けのカードを発行していましたが、2024年10月に終了となりました。
QRコード決済

日本では様々なQRコード決済サービスが普及しており、代表的なものを挙げると以下の通り。
- PayPay
- LINE Pay
- 楽天ペイ (Rakuten Pay)
- d払い
ただし、これらは日本の電話番号や銀行口座が無いとつかえない事が多く、海外から来た観光客の方にとっては選択肢になりにくいでしょう。
アジア圏のQRコード決済なら一部に対応
- Alipay
- WeChat Pay
一部の観光地や大型商業施設では利用できますが、日本国内での普及率は上記サービスに比べると限定的です。
Alipay+のサービスを通じて、タイのTrueMoney、フィリピンのGCash、シンガポールのNETSなど、アジア各国の決済アプリが店舗で使える場合もあります。