王子
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Oji

王子周辺でできること

王子は東京北区に位置する歴史ある街です。江戸時代から続く飛鳥山公園や名所旧跡が点在し、下町情緒と現代的な施設が共存しています。JR・東京メトロ・都電荒川線が通り、上野や池袋へのアクセスも良好。伝統的な神社や博物館、商店街など、日本文化を身近に感じられる魅力的なエリアです。

王子エリアの位置

王子は東京都北区にある地域です。北区の中央部に位置し、東側は荒川区、南側は文京区、西側は板橋区と隣接。また、北側は赤羽地区へと続いています。

江戸時代から続く飛鳥山公園があり、桜の名所として知られるほか、旧古河庭園や紙の博物館など歴史的・文化的スポットが点在。周辺には石神井川が流れ、自然と都市が調和した街並みを形成しています。

アクセス情報

王子駅はJR京浜東北線、東京メトロ南北線が乗り入れており、都心からのアクセスが便利です。

JR上野駅から約5分、東京駅からは約15分の距離。駅周辺には都電荒川線の王子駅前停留所もあり、飛鳥山公園や旧古河庭園などの観光スポットへの移動に便利です。

また、都営バスも複数路線が通っているため、北区内の各エリアへのアクセスも容易です。

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王子について

王子エリアを流れる石神井川沿いには、約1.5kmにわたって桜並木が続いています。飛鳥山公園ほど混雑していないため、ゆったりと花見を楽しみたい人におすすめの隠れた名所。川面に映る桜の姿は幻想的で、特に夕暮れ時の景色は格別です。

春以外の季節も、川沿いの遊歩道は散策に最適で、都会の喧騒を忘れさせてくれる癒しのスポットとなっています。

飛鳥山公園 - 江戸時代から愛される桜の名所

飛鳥山公園は江戸時代の1737年に八代将軍徳川吉宗によって整備された歴史ある公園です。「花見の名所」として庶民に開放され、現在も春になると約650本の桜が咲き誇る東京屈指の花見スポットとなっています。江戸時代から続く花見文化を今に伝える貴重な場所で、毎年多くの人が訪れます。

公園内には「渋沢史料館」「紙の博物館」「北区飛鳥山博物館」の3つの博物館があり、文化や歴史に触れることもできます。特に渋沢史料館は、日本の近代産業の父と呼ばれる渋沢栄一にまつわる資料を展示しており、一万円札の肖像にも選ばれた偉人の足跡を辿ることができます。

王子稲荷神社

王子稲荷神社は、関東地方も中でも指折りの歴史を持つ神社とされ、約1300年前の創建と伝えられています。毎年正月には「王子の狐火行列」が行われ、狐の面や衣装をつけた参加者が町を練り歩く独特な伝統行事が今も続いています。江戸時代には「王子の狐伝説」で知られ、全国各地から狐が集まる「狐の社参」の舞台として浮世絵にも描かれました。

境内には「装束稲荷」と呼ばれる小さな社があり、参拝者が奉納した赤い装束が鮮やかな光景を作り出しています。都会の中の神秘的な空間として、外国人観光客にも不思議な魅力を感じさせる場所です。

音無親水公園

音無川に沿って整備された親水公園は、都心にいることを忘れさせる静けさと自然が魅力です。「音無」の名の通り、かつては水音が聞こえないほど静かに流れていたという川沿いには、四季折々の植物が植えられ、散策を楽しむ地元の人々の憩いの場となっています。

夏には水遊びができるスポットもあり、子どもたちの笑顔があふれます。川沿いの遊歩道は桜並木になっており、春には川面に映る桜が美しい景観を作り出します。

北とぴあ

王子駅前にそびえる北とぴあは、北区を代表する複合文化施設です。17階建ての建物内には、コンサートホール、劇場、展示スペース、会議室などが備わっています。最上階の展望ロビーからは東京の街並みを一望でき、スカイツリーや新宿の高層ビル群まで見渡せる絶景ポイントとなっています。

定期的に開催される文化イベントや展示会は地域の文化発信の中心となっており、訪れる人々に多様な文化体験を提供しています。